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日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士試験 対策問題集 全500問(PDF版)

摂食嚥下リハ学会認定士_問題集.pdf

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日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士試験の対策問題集です。
オリジナル問題を全500問・11章で収録し、1問ずつ解答と解説を付けました。
法令は令和8年10月時点で施行されている条文を、資料は本書の作成時点で公表されている最新のものを用いています。

■ 学会の公開資料と法令で、正解を確かめられる論点を中心に作りました

認定士試験の出題範囲は学会のeラーニングの内容とされていますが、試験問題や分野ごとの配点は公表されていません。
本書はeラーニングやその書籍版の内容をそのまま収めたものではありません。
学会が公開している資料(訓練法のまとめ、摂食嚥下障害の評価、嚥下造影検査の手順、嚥下内視鏡検査の手順、嚥下調整食分類など)と法令・国の資料を主な根拠に、正解を確かめられる論点を選んで問題を作りました。
解剖・生理は、教科書どうしで説明が分かれない基本的な内容に限っています。

扱っているのは、eラーニングの書籍版の目次に挙げられた項目のおよそ4分の3です(項目の一部の論点だけを扱うものを含みます)。
残りは、施設や考え方によって答えが変わる論点のため、出題していません(下の「収録していない範囲」をご覧ください)。

■ 根拠にした主な資料

・訓練法のまとめ(2014版)… 間接訓練・直接訓練・代償法(約130問の解説で根拠にしています)
・摂食嚥下障害の評価2019 … 質問紙、RSST・改訂水飲みテスト・フードテスト・咳テスト、頸部聴診、OHAT、MNA-SF など
・嚥下造影検査の手順(2026年度版)・嚥下内視鏡検査の手順(2021改訂)
・嚥下調整食分類2021(食事・とろみ)、発達期摂食嚥下障害児(者)のための嚥下調整食分類2018
・間歇的口腔食道経管栄養法の標準的手順
・言語聴覚士法・保健師助産師看護師法・歯科衛生士法などの条文、特別用途表示の許可等に関する内閣府令(えん下困難者用食品)
・厚生労働省の感染対策マニュアル・大量調理施設衛生管理マニュアル

■ 五肢択一で、問い方は2通り

試験の案内では、マークシート方式の多肢選択試験で、試験時間は80分とされています。
問題数と選択肢の数は公表されていません。
受験者の記録から選択肢5つの択一式と推定し、本書は五肢択一(正解は1つ)で作りました。

「正しいもの」を選ぶ問題と、「誤っているもの」を選ぶ問題の両方を収めています。
問いがどちらなのかを、解く前に確かめる練習にもなります。
正解の番号は、1〜5が同じ数になるようにしています。

年齢と検査の結果から判定する短い症例問題や、食品・とろみの状態から嚥下調整食分類のコードを判定する問題も、あわせて15問入っています。
嚥下造影・嚥下内視鏡の画像を読む問題は入っていません。

■ 解説は、選択肢ごとに○×と根拠

5つの選択肢それぞれについて、正しいのか誤りなのかを書いています。
誤りの選択肢には、どこが誤りで、正しくは何なのかを書きました。
根拠として、学会の資料の名前と項目や、法令の条文を示しています。
 「3 ○ 中間のとろみのLST値は32-36mm(32mm以上36mm未満)であり、34mmはこれに該当する(嚥下調整食分類2021(とろみ)早見表、嚥下調整食分類2021 Ⅲ-6)。」

正解できた問題でも、ほかの選択肢の解説を読むと、知識の確認になります。

■ まちがえやすいところを、解説で名指ししています

・軟口蓋を引き上げるのは口蓋帆挙筋。口蓋帆張筋は軟口蓋を張る筋
・舌の前方3分の2は、一般感覚が三叉神経、味覚が顔面神経と分かれる
・輪状咽頭筋は、安静時に収縮して食道入口部を閉じ、嚥下のときに弛緩する
・プロセスモデルの第1期輸送は臼歯部へ、第2期輸送は咽頭へ食物を運ぶ
・Wallenberg症候群では、顔面は病巣と同じ側、体幹・上下肢は反対側の温痛覚が低下する
・偽性球麻痺は上位運動ニューロンの障害。筋萎縮や線維束性収縮は下位運動ニューロンの障害で目立つ
・言語聴覚士の嚥下訓練は、第2条の定義ではなく第42条の「診療の補助」として定められている
・管理栄養士が主治の医師から受けるのは「指示」ではなく「指導」
・カーテン徴候では、咽頭後壁は麻痺側ではなく健側へ引かれる

全500問のうち120問の解説に、「⚠」として示しています(解剖・生理、原因疾患、関連法規の章に多く入れています)。

■ 収録している章

章ごとに解けるので、苦手な分野だけを集中して演習することもできます。

第1章 摂食嚥下の解剖・生理と嚥下モデル 50問
 口腔・咽頭・喉頭・舌骨・食道の構造、舌筋・咀嚼筋・舌骨上筋群と舌骨下筋群・咽頭収縮筋・内喉頭筋の名前と作用、
 嚥下にかかわる脳神経(三叉・顔面・舌咽・迷走・舌下)の運動と感覚、延髄の嚥下中枢、5期モデル・4期モデル・プロセスモデル。

第2章 原因疾患と病態・加齢・合併症 40問
 期ごとの障害、球麻痺と偽性球麻痺、Wallenberg症候群、ALS・パーキンソン病・重症筋無力症・筋ジストロフィー、
 頭頸部がんの手術と放射線治療の影響、認知症の型ごとの特徴、加齢による変化、意識レベル(JCS)、嚥下に影響する薬、誤嚥性肺炎・低栄養・脱水。

第3章 リスク管理・感染対策・関連法規 50問
 窒息への対応(背部叩打法・腹部突き上げ法)、パルスオキシメータの測定の注意、体位排痰、
 標準予防策・手指衛生・ノロウイルス対策、大量調理施設衛生管理マニュアル、
 医師法・歯科医師法・保健師助産師看護師法・言語聴覚士法・歯科衛生士法などの業務の範囲、摂食機能療法の対象の定義。

第4章 患者観察・スクリーニングテスト・重症度分類 50問
 診察所見と脳神経(カーテン徴候など)、聖隷式嚥下質問紙・EAT-10・MASA、
 RSST・水飲みテスト・改訂水飲みテスト・フードテスト・咳テスト・頸部聴診の方法と判定、感度と特異度、舌圧などの機器による評価、摂食状況のレベル。

第5章 嚥下内視鏡検査と嚥下造影 45問
 嚥下内視鏡検査と嚥下造影の目的・必要物品・手順、造影剤の種類と誤嚥したときの注意、被曝の低減、
 観察項目と所見の用語(喉頭侵入・誤嚥・咽頭残留・ホワイトアウト)、内視鏡の洗浄と消毒、検査中止の目安。

第6章 口腔の観察・唾液と間接訓練①(口腔器官・鼻咽腔・発声) 40問
 OHATによる口腔の評価、唾液腺と唾液の働き、
 口唇閉鎖訓練・舌抵抗訓練・開口訓練・前舌保持嚥下訓練・ブローイング訓練・プッシング・プリング訓練・LSVT・唾液腺のアイスマッサージ。

第7章 間接訓練②(咽頭期・呼吸・頸部体幹・刺激法) 50問
 嚥下体操、頸部可動域訓練、氷なめ訓練、チューブ嚥下訓練、頭部挙上訓練、バルーン法、冷圧刺激、
 呼吸トレーニング・ハフィング、体幹機能向上訓練、バンゲード法・過敏の除去、電気刺激療法、非侵襲的脳刺激法、バイオフィードバック。

第8章 直接訓練と代償法・口腔内装置・外科治療 55問
 気管カニューレとカフ、K-point刺激、息こらえ嚥下・努力嚥下・メンデルソン手技・顎突出嚥下・昭大式嚥下法、
 リクライニング位・頸部回旋・交互嚥下・スライス型ゼリー丸のみ法、PAP・PLP、嚥下機能改善手術と誤嚥防止手術の区別。

第9章 栄養評価・サルコペニア・経管栄養 40問
 BMIと体重減少率、MNA-SF、GLIM基準の枠組み、サルコペニアの判定(AWGS2019)、
 経鼻経管栄養・胃瘻、間歇的口腔食道経管栄養法(OE法)の手順と注意。

第10章 食物形態の調整(嚥下調整食分類2021・とろみ・えん下困難者用食品) 40問
 学会分類2021(食事)のコード0j・0t・1j・2-1・2-2・3・4、学会分類2021(とろみ)の3段階とLST値・シリンジ法、
 えん下困難者用食品の許可基準Ⅰ〜Ⅲ、とろみ調整用食品の規格、ほかの分類との対応。

第11章 小児の摂食嚥下障害 40問
 発達期摂食嚥下障害児(者)のための嚥下調整食分類2018(主食・副食)、離乳の進め方、
 カウプ指数、ダウン症候群・脳性麻痺・口唇口蓋裂・ロバン連鎖と摂食嚥下。

■ 収録していない範囲

・リハビリテーション医学総論や摂食嚥下リハビリテーション総論などの、eラーニングに固有の考え方・枠組み
・口腔ケアの手順と器具、食事介助・食具、直接訓練や食事場面の環境設定
・診療報酬・介護報酬の点数・回数・加算(摂食機能療法は対象の定義だけを扱っています)
・重症度分類のうち、DSS(臨床的重症度分類)・摂食嚥下能力グレード・FILS・FOIS
・嚥下造影・嚥下内視鏡の画像の読影
・「最も適切な対応はどれか」のように、臨床の判断で答えが分かれる問題

これらの範囲は、eラーニングなどで別に学習してください。

■ こんな方に

・日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士試験を受験する方
・eラーニングで学んだ内容を、問題を解きながら確かめたい方
・訓練法や評価法の手順・数値・判定基準を、学会の資料に沿って整理したい方
・演習量を増やしたい方

■ ご注意

本資料は個人が作成したオリジナルの学習補助教材であり、
一般社団法人日本摂食嚥下リハビリテーション学会その他試験の実施機関が作成・公表する公式資料ではありません。
また、同学会のeラーニング及びその書籍版その他特定のテキストに準拠したものではありません。
本書は過去問集ではなく、問題はすべて本書のために新たに作成したものです。
試験の実施機関は過去の試験問題や分野ごとの配点を公表していないため、本書は、同学会が公開している資料、法令及び国の公表資料を主な根拠として、正解を確かめられる論点に絞って作成しており、試験の出題範囲のすべてを扱うものではありません。
本試験の問題数・選択肢の数は公表されていないため、本書は五肢択一で作成しています。
本書の章立て及び章ごとの問題数は本書の構成であり、本試験の出題数や配点を示すものではありません。
診療報酬・介護報酬の点数は扱っていません。
法令は令和8年10月時点で施行されている条文を、資料は本書の作成時点で公表されている最新のものを用いています。
法令の改正や資料の改訂により内容が変わる場合があるため、最新の情報は同学会及び各省庁のウェブサイトでご確認ください。
本書は試験対策のための教材であり、個々の患者の診療・訓練の方法を示すものではありません。
内容を用いたことによる試験結果その他の結果について、作成者は責任を負いかねます。
学習目的以外での複製・転載・再配布・第三者への譲渡はお断りいたします。

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