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消防設備士 乙種第6類(消火器)の筆記試験の対策問題集です。
オリジナル問題を全300問・6章で収録し、1問ずつ解答と解説を付けました。
令和8年度の試験に向けて、令和8年10月時点で施行されている法令と規格省令で作成しています。
■ 本試験の科目どおりに分けた6章
試験案内では、乙種第6類の筆記は30問で、次の科目に分かれています。
本書は、科目ごとの問数をちょうど10倍にして章を分けました。
消防関係法令(共通) 6問 → 第1章 60問
消防関係法令(第6類) 4問 → 第2章 40問
機械に関する基礎的知識 5問 → 第3章 50問
構造・機能及び整備の方法(機械) 9問 → 第4章・第5章 90問
構造・機能及び整備の方法(規格) 6問 → 第6章 60問
筆記は、科目ごとに40%以上、全体で60%以上の正解が必要です。
機械に関する基礎的知識は5問しかないため、取りこぼしの余裕が小さい科目です。
章ごとに解けるので、苦手な科目だけを集中して演習することもできます。
■ 本試験の筆記と同じ四肢択一
筆記は4つの選択肢から1つを選ぶマークシート方式です。
本書の300問も、すべて四肢択一で作りました。
公表されている問題例では、「正しいものはどれか」と「誤っているものはどれか」の両方の問い方が出ています。
本書も、両方の問い方を150問ずつ収録しました。
法令は半分ずつ、機械の基礎は「正しいもの」が中心、構造・機能と規格は「誤っているもの」が中心です。
・記述4つから「正しいもの」「誤っているもの」を選ぶ
・設備や用途を4つ並べて「該当しないもの」「含まれないもの」を選ぶ
・ア〜ウの記述から、正しいものの組合せを選ぶ
・文中の空欄に当てはまる数値の組合せを選ぶ
・計算して、正しい値を選ぶ
問いの向きを読み違えると、知っている問題でも落とします。
解く前に、問いが「正しいもの」か「誤っているもの」かを確かめる練習にもなります。
■ 機械の基礎の計算は、電卓なしで解ける数値
試験会場では電卓が使えません。
第3章には、力の合成、力のモーメント、てこと滑車、斜面、運動エネルギー、仕事率、摩擦力、応力とひずみ、許容応力と安全率、はりの反力、水の圧力、油圧装置、流速、ボイル・シャルルの法則の計算問題を24問収録しています。
どれも筆算で解ける数値にしました。
解説には、使った式と途中の数値を書いています。
「2 ○ 断面積=3.14×10²=314 mm²。応力=15,700÷314=50 MPa。」
誤りの選択肢には、直径を半径として計算した、面積の比ではなく直径の比を使った、など、どの取り違えで出る値なのかも書きました。
第2章には、防火対象物の延べ面積から消火器具の能力単位を求める計算も入れています。
■ 点検・整備は、消防庁の点検要領に基づく解説
第5章は、外形の点検、内部及び機能の点検、抜取り方式、消火薬剤の詰替え、耐圧性能の点検の45問です。
45問のうち44問の解説に、根拠とした点検要領の項目名を書いています。
「点検要領(消火器具)2 機器点検 消火器の内部及び機能 カッター及び押し金具」
分解のときの残圧の扱いや、加圧用ガス容器を外してから操作する理由など、作業の順序にかかわる記述も解説しています。
■ 規格は、規格省令の条文に基づく解説
第6章の60問は、消火器の技術上の規格を定める省令と、消火器用消火薬剤の技術上の規格を定める省令に基づいて作りました。
60問すべての解説に、根拠の条番号を書いています。
「2 × 使用圧力の範囲の圧力値の上下10%以内である(消火器規格省令第28条)。」
能力単位、使用温度範囲、安全栓、指示圧力計、塗色と表示、消火薬剤の性状などの数値を、条文から確かめられます。
■ 数値の穴埋め問題も収録
公表されている問題例には、文中の空欄に当てはまる数値の組合せを選ぶ問題があります。
本書にも、この形の問題を15問入れました(第1章3問・第2章4問・第5章2問・第6章6問)。
消防用設備等の点検を消防設備士等に行わせる延べ面積、講習を受ける期間、大型消火器の能力単位と薬剤の量、使用温度範囲、安全栓の数値などを、文の形で覚えられます。
■ 解説は、選択肢ごとに○×と根拠
4つの選択肢それぞれについて、正しいのか誤りなのかを書いています。
誤りの選択肢には、どこが誤りで、正しくは何なのかを書きました。
法令の問題には、消防法・消防法施行令・消防法施行規則などの条番号を示しています。
正解できた問題でも、ほかの3つの選択肢の解説を読むと、知識の確認になります。
■ まちがえやすいところを、解説で名指ししています
・設置の届出は工事の完了後4日以内に関係者が、着工届は工事の着手の10日前までに甲種消防設備士が行う
・共同住宅は特定用途の防火対象物ではない(旅館・ホテルとは別の項)
・懲役と禁錮は、令和7年6月から「拘禁刑」にまとめられている
・消火器の設置に資格は要らないが、整備は乙種第6類の消防設備士でなければ行えない
・大型消火器を置いたときの能力単位の減少は2分の1まで、屋内消火栓設備などによる減少は3分の1まで
・水と強化液は、霧状に放射するものなら電気設備の火災に適応し、棒状では適応しない
・化学泡消火器の薬剤は、外筒が炭酸水素ナトリウム、内筒が硫酸アルミニウム
・二酸化炭素消火器は蓄圧式だが、指示圧力計は設けられていない
・内部及び機能の点検の時期は、化学泡消火器だけ「設置後」で数える
・加圧用ガス容器を付けたままレバーを操作すると、封板が破れて加圧されてしまう
・消火器の外面の赤色は25%以上、指示圧力計の使用圧力の範囲は緑色
・熱処理は冷やし方で区別する(焼入れは急冷、焼なましは炉冷、焼ならしは空冷)
解説の中で「⚠」として示しています。
■ 実技(鑑別)は収録していません
乙種第6類の試験には、筆記のほかに、写真やイラストを見て答える実技(鑑別等)があります。
本書は筆記試験の対策用で、実技の問題は収録していません。
実技の対策には、写真や図が載った教材を別にご用意ください。
■ 収録している章
第1章 消防関係法令(共通) 60問
消防法の用語、令別表第一の防火対象物と特定防火対象物、消防用設備等の種類と設置・維持、
基準が改正されたときの適用、設置の届出と検査、定期点検と報告、立入検査と命令、罰則、
消防設備士の業務・免状・講習・着工届、検定(型式承認・型式適合検定)。
第2章 消防関係法令(第6類)―消火器具の設置の基準 40問
消火器具を設置する防火対象物と延べ面積、能力単位の合計数の求め方、大型消火器や消火設備による減少、
歩行距離と設置の高さ、標識、火災の種類ごとの適応性、地下街に設置できる消火器、
危険物の製造所等の消火設備の区分と所要単位。
第3章 機械に関する基礎的知識 50問
力と力のモーメント、てこ・滑車・輪軸・斜面、運動と仕事とエネルギー、摩擦、
応力とひずみ、許容応力と安全率、はり、圧力とパスカルの原理、流体、気体の法則、
金属材料と合金、熱処理、ねじ。計算問題24問を含みます。
第4章 消火器の構造と機能―種類・作動のしくみ・消火薬剤・適応火災 45問
冷却・窒息・抑制などの消火作用、強化液・泡・二酸化炭素・ハロゲン化物・粉末の各消火器、
加圧式と蓄圧式のしくみ、指示圧力計・加圧用ガス容器・圧力調整器などの部品の働き、
消火薬剤の性状、適応する火災、住宅用消火器、一般的な使い方。
第5章 消火器の点検・整備―機器点検・分解・薬剤の詰替え・耐圧性能 45問
点検・整備の留意事項、設置状況と外形の点検、内部及び機能の点検の対象と抜取り方式、
消火薬剤と加圧用ガス容器の質量の許容範囲、分解と残圧の排出の手順、放射能力の確認、
耐圧性能の点検、簡易消火用具の点検。
第6章 消火器と消火薬剤の規格 60問
用語の意義と火災の区分、能力単位の測定、操作の機構、放射性能と使用温度範囲、
本体容器・キャップ・バルブ・ホース・ノズル・ろ過網・安全栓・使用済の表示の装置・安全弁、
加圧用ガス容器、指示圧力計、塗色と表示、住宅用消火器、消火薬剤の性状と容器の表示。
■ こんな方に
・消防設備士 乙種第6類の筆記試験を受験する方
・本試験と同じ四肢択一で、科目ごとに演習を重ねたい方
・機械の基礎の計算を、電卓なしで解く練習をしておきたい方
・点検要領や規格省令の数値を、問題を解きながら覚えたい方
・苦手な科目を作らず、科目ごとの40%を確実に越えておきたい方
■ ご注意
本資料は個人が作成したオリジナルの学習補助教材であり、
一般財団法人消防試験研究センターその他試験の実施機関が公表する公式資料ではありません。
また、特定のテキストに準拠したものでもありません。
本書は過去問集ではありません。公表されている問題例は出題形式の確認のみに用い、問題の中身はすべて本書のために新たに作成しています。
本書は筆記試験の対策用です。実技試験(鑑別等)の問題は収録していません。
本書の章立て及び章ごとの問題数は、試験案内に示された科目ごとの出題数を参考にしたものであり、今後の本試験の出題数を示すものではありません。
法令は消防法、消防法施行令、消防法施行規則、危険物の規制に関する政令及び規則、消火器の技術上の規格を定める省令、消火器用消火薬剤の技術上の規格を定める省令の、令和8年10月時点で施行されている条文を用いています。
点検・整備の記述は、消防庁が公表する点検要領及び点検基準に基づいています。
計算に用いた数値は、本書のために作成したものです。
関係法令は改正されることがありますので、最新の情報は実施機関及び消防庁のウェブサイトでご確認ください。
内容を用いたことによる試験結果について、作成者は責任を負いかねます。
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