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昇降機等検査員 修了考査 対策問題集 全500問(PDF版)

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昇降機等検査員講習の修了考査に向けた対策問題集です。
全500問、10章構成。すべての問題に解答と解説がついています。

■ 章の構成は、講習の科目と時間配分に合わせています

実施団体が公表している講習の科目(全11科目)と、
公表された修了考査の問題数の配分を照らし合わせると、
講義時間に比例して出題されていることが分かります。

本書は、この配分に合わせて章ごとの問題数を決めました。

第1章 定期検査制度の総論 35問
第2章 昇降機に関する建築基準法令 65問
第3章 建築学概論 35問
第4章 機械工学 35問
第5章 電気工学 35問
第6章 昇降機概論 65問
第7章 昇降機の検査標準 85問
第8章 遊戯施設(概論・建築基準法令) 50問
第9章 遊戯施設の検査標準 65問
第10章 維持保全 30問

■ 定期検査の判定基準は、告示の現物から数値を引いています

本書で最も力を入れたのは、第7章と第9章(検査標準)です。
この分野は、国土交通省の告示に定められた判定基準の数値が問われます。

 ・昇降機  平成20年国土交通省告示第283号(別表第一〜第六)
 ・遊戯施設 平成20年国土交通省告示第284号

解説には、その数値をそのまま示しています。たとえば次のようなものです。

 ・主索の径  最も摩耗した部分が、綱車にかからない部分の
        90%未満で「要是正」、92%未満で「要重点点検」
 ・素線切れ  平均的に分布する場合、1よりピッチ内の総数が
        6より鋼索24本・8より鋼索32本を超えると「要是正」(昇降機)
 ・絶縁抵抗  300Vを超える回路は0.4MΩ、150〜300Vは0.2MΩ、
        150V以下は0.1MΩ以上
 ・着床位置  乗り場の床を基準として上下75mmを超えると「要是正」
 ・ハンドレール 150N未満の力で停止すると「要是正」(エスカレーター)
 ・ブレーキパッド 最小の厚さの1.2倍以下(電気制動式は1.1倍)で「要重点点検」

⚠️ 昇降機(告示283号)と遊戯施設(告示284号)では、同じ項目でも数値が違います。
  たとえば素線切れは、昇降機が24本・32本、遊戯施設が18本・24本です。
  本書では、どちらの告示に基づく数値かを解説に明記しています。

■ 本試験の問い方を4種類とも収録しています

実施団体が公表した令和7年度の修了考査(全30問)を数えると、
 ・「…に関する記述で、最も不適当なものは、次のうちどれか。」 18問
 ・「…に関する記述で、最も適当なものは、次のうちどれか。」  9問
 ・空欄に入る数値の組合せを選ぶもの/計算して最も近いものを選ぶもの 3問
 ・「指摘なし」とするものを選ぶもの
という構成でした。

本書は、この4つの問い方をすべて収録しています。
「最も不適当なもの」を選ばせる問題は189問、
空欄に入る数値の組合せを選ばせる問題、計算問題、
「指摘なし」とするものを選ばせる問題も、それぞれ収録しました。

⚠️ 本書の問い方の比率は、本試験の比率とは異なります。
  本試験では「最も不適当なもの」が多数を占めますので、
  本書を解く際も、設問が「適当なもの」を問うているのか
  「不適当なもの」を問うているのかを、毎回確かめる習慣をつけてください。
  ここでの読み違いが、本試験での最大の失点源になります。

■ 計算問題も収録しています

機械工学・電気工学では、本試験と同じ「最も近いものを選ぶ」形式の計算問題を入れました。

 ・軟鋼製角棒を1mm伸ばすのに要する引張力(フックの法則)
 ・荷を一定速度で引き上げるのに必要な動力
 ・三相誘導電動機の同期速度(Ns=120f/P)
 ・誘導電動機のすべり
 ・オームの法則による電流

解説にはすべて途中式を書いています。

■ 間違えやすいところを、解説で名指ししています

・「定期検査報告」は特定行政庁が定める時期、「定期点検」は1年以内ごと
・国等の建築物は報告が免除されるが、点検の義務は残る
・資格者証を交付するのは国土交通大臣、報告を受けるのは特定行政庁
・昇降路の床先とかごの床先は4cm以下、かごの床先と昇降路壁は12.5cm以下
・ブレーキは「ばねで制動し、電磁力で開放する」(停電時に制動がかかる)
・釣合おもり側の調速機は、かご側の作動速度以下でも1.1倍超でもいけない
・両引き戸・上下戸は75mm、片引き戸等は50mm(戸の反転装置)
・非常用の昇降機は31m超、避雷設備は20m超
・「主要構造部」(防火)と「構造耐力上主要な部分」(構造)は別の用語
・第二種換気は正圧、第三種換気は負圧
・遊戯施設は「かご」ではなく「客席部分」、「基準階」ではなく「乗降位置」
・遊戯施設の絶縁抵抗はJIS A 1701、昇降機の戸のロックはJIS A 4302

解説の中で「⚠️」として示しています。
正解した問題でも、ここだけは読んでおくと取りこぼしが減ります。

■ こんな方に

・これから昇降機等検査員講習の修了考査を受ける方
・講習を受講中で、各科目の理解を問題で確かめたい方
・告示の判定基準の数値を、問題を解きながら覚えたい方
・再受講(修了考査のみ)の方

■ この試験について

昇降機等検査員は、建築基準法第12条に基づく昇降機及び遊戯施設の定期検査を
行うことができる資格です。
国土交通大臣の登録を受けた講習の課程を修了し、修了考査に合格すると、
国土交通大臣から昇降機等検査員資格者証の交付を受けられます。

公式に示されているのは、修了考査が30問・2時間であること、
30問中20問以上の正解で修了となること、四肢択一であることです。

⚠️ 分野ごとの出題数は公表されていません。
  本書の章立てと章ごとの問題数は、公表されている講習科目の時間配分と、
  公表された修了考査の問題の分野構成を照らし合わせて決めたものであり、
  本試験の配分を示すものではありません。

■ ご注意

・本資料は個人が作成したオリジナルの学習補助教材であり、
 一般財団法人日本建築設備・昇降機センターその他講習の実施機関が公表する
 公式資料ではありません。
・実施機関が交付する講習テキストに準拠したものでもありません。
・本書は過去問集ではありません。問題はすべて本書のために新たに作成したものです。
・本書は、建築基準法、同法施行令、同法施行規則(e-Gov法令検索により取得した
 2026年10月4日時点の条文)、昇降機に関する国土交通省告示、
 平成20年国土交通省告示第283号及び第284号を主な出典としています。
・法令及び告示は改正により変更されますので、
 最新の情報はe-Gov法令検索及び国土交通省の公式サイトでご確認ください。
・内容を用いたことによる試験結果について、作成者は責任を負いかねます。
・学習目的以外での複製・転載・再配布・第三者への譲渡はお断りいたします。

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