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3学会合同呼吸療法認定士 認定試験の対策問題集です。全500問、11章構成。
すべての問題に解答と解説がついています。
■ この問題集の特徴
・全500問。本試験(100問)の5回分にあたる量です
・そのうち50問が、症例文と検査値の表を読んで判断する状況設定問題です
・五肢択一(a〜e)を基本に、①〜⑤の記述から正しい組合せを選ぶ問題を50問入れています
・巻末に解答・解説をまとめています
■ 講習会の講義科目に合わせて章を立てました
章立ては、認定講習会の講義科目(12科目)に対応させています。
問題数は、講義時間の長さにおおむね比例させました。
血液ガスや呼吸機能などの基礎から、酸素療法・NPPV、人工呼吸器の構造と医療ガス、
気道確保と人工呼吸、術後の肺合併症、新生児・小児、モニターと集中治療まで、
講義の範囲をひととおり練習できます。
■ 新しい指針の内容で作っています
2026年6月、日本呼吸療法医学会・日本臨床工学技士会・日本クリティカルケア看護学会の
「3団体合同人工呼吸器安全使用のための指針」が公開されました。
人工呼吸器に使う電源とコンセントの色、呼吸回路の交換の考え方、結露水の扱い、
人工鼻を使ってはいけない場面、救命的アラームの区分などを、この新しい指針の記載で問題にしています。
あわせて、気管吸引ガイドライン2023、人工呼吸器離脱に関する3学会合同プロトコル(SAT・SBTの基準)、
ARDS診療ガイドライン2021など、公表されている指針の数値で正解が決まる問題を中心にしました。
■ 間違えやすいところを、解説で名指ししています
・ボンベの塗色(酸素は黒)と配管の識別色(酸素は緑)の取りちがえ
・肺胞気式とA-aDO₂の計算で、水蒸気圧47 mmHgを引き忘れること
・静的コンプライアンスの計算で、PEEPを引き忘れること
・アシデミア(状態)とアシドーシス(病態)の違い
・SAT(自発覚醒トライアル)とSBT(自発呼吸トライアル)の違い
・気管吸引の吸引圧と時間の目安(ガイドライン2023で変わった点を含む)
・最高気道内圧だけが上がったとき(気道抵抗)と、プラトー圧も上がったとき(コンプライアンス)の違い
・シャントによる低酸素血症は、酸素投与で改善しにくいこと
解説の中で「⚠️」として示しています。
正解した問題でも、ここだけは読んでおくと取りこぼしが減ります。
■ 収録している章
第1章 呼吸管理に必要な解剖と生理 50問
気道と肺の解剖、呼吸筋、呼吸の調節、換気とガス交換、酸素解離曲線、
酸素含量と酸素運搬量、換気血流比、低酸素血症の4つの機序。
第2章 血液ガスの解釈 45問
基準値、酸塩基平衡の読み方、代償、アニオンギャップ、A-aDO₂とP/F比の計算、
検体の扱いの誤差、一酸化炭素中毒、SvO₂と乳酸。
第3章 呼吸機能とその検査法 40問
肺気量分画、スパイロメトリー、換気障害の分類、フロー・ボリューム曲線、
拡散能、気道可逆性試験、COPDの病期、胸部画像と肺エコー。
第4章 呼吸不全の病態と管理(薬物・吸入療法を含む) 45問
呼吸不全の定義、COPDと喘息の管理、吸入薬と吸入器具、肺炎、ARDS(ベルリン定義と
ARDS診療ガイドライン2021)、気胸、肺血栓塞栓症、胸腔ドレナージ。
第5章 呼吸リハビリテーション 40問
呼吸リハビリテーションに関するステートメント、運動療法の強度と頻度、口すぼめ呼吸、
排痰法、咳介助、栄養、ICUでの早期離床の開始基準と中止基準。
第6章 酸素療法とNPPV(在宅療法を含む) 55問
酸素投与器具ごとの流量と濃度、高流量鼻カニュラ(HFNC)、在宅酸素療法の適用基準、
ボンベの残量計算、NPPVの適応と禁忌、IPAPとEPAP、マスクと合併症、在宅人工呼吸。
第7章 人工呼吸器の基本構造と保守・医療ガス 45問
3団体合同人工呼吸器安全使用指針(2026年)、電源とコンセントの色、回路交換と結露水、
加温加湿器と人工鼻、アラーム、医療ガスの塗色と識別色、ピン方式、搬送。
第8章 気道確保と人工呼吸(換気モード・離脱) 50問
気管吸引ガイドライン2023、カフ圧、VAP予防バンドル、SAT・SBTの基準、カフリークテスト、
換気モード、PEEPと内因性PEEP、コンプライアンスの計算、気管挿管と気管切開。
第9章 開胸・開腹手術後の肺合併症 40問
無気肺、危険因子、術前の禁煙、インセンティブスパイロメトリー、鎮痛と早期離床、
肺切除後・食道がん術後・心臓手術後の合併症、睡眠時無呼吸の患者の術後管理。
第10章 新生児・小児の呼吸管理 40問
乳児の気道と呼吸の特徴、呼吸窮迫症候群、胎便吸引症候群、新生児遷延性肺高血圧症、
新生児蘇生法(NCPR)、クループと急性喉頭蓋炎、HFOV、オキシジェネーションインデックス。
第11章 人工呼吸中のモニターと集中治療 50問
パルスオキシメータとカプノメータ、観血的動脈圧、グラフィックモニタ、
痛み・鎮静・せん妄の評価(J-PADガイドライン)、ECMO、栄養、身体抑制。
■ こんな方に
・これから3学会合同呼吸療法認定士の認定試験を受ける方
・講習会テキストを読んだあと、問題で知識を確かめたい方
・状況設定問題(症例の問題)を多く練習したい方
・2026年の新しい人工呼吸器安全使用指針の内容を押さえたい方
■ この試験について
3学会合同呼吸療法認定士は、臨床工学技士、看護師、准看護師、理学療法士、作業療法士などが、
呼吸療法に習熟した医療チームの一員として活躍できるよう養成することを目的とした学会認定の資格です。
認定講習会を受講したうえで、認定試験に合格すると資格が得られます。
公式に示されているのは、問題数が100問、試験時間が2時間50分、マークシート方式であることです。
試験問題は公表されておらず、公式の過去問題集もありません。合格基準も公表されていません。
⚠️ 本書の形式は推定です。
受験者の記録では、選択肢は5択で、状況設定問題が100問中10〜12問程度出題されたとされています。
本書はこれに合わせて五肢択一を基本とし、状況設定問題を1割入れました。
組合せ問題が本試験で出題されるかは確認できていません。
本試験と同じ形式であることを保証するものではありません。
■ ご注意
・本資料は個人が作成したオリジナルの学習補助教材であり、
3学会合同呼吸療法認定士認定委員会、公益財団法人医療機器センターその他試験の実施機関が
公表する公式資料ではありません。
・認定講習会テキストその他の公式教材に準拠したものではありません。
講習会テキストの代わりになるものではありません。
・本書は過去問集ではありません(本試験の問題は公表されていません)。
・本書の形式は受験者の記録等に基づく推定によるものです。
・本書は、3団体合同人工呼吸器安全使用のための指針(2026年)、気管吸引ガイドライン2023、
人工呼吸器離脱に関する3学会合同プロトコル、ARDS診療ガイドライン2021、
NPPVガイドライン改訂第2版、呼吸リハビリテーションに関するステートメント、
J-PADガイドライン、医療ガスの安全管理に関する厚生労働省の通知などの公表資料と、
呼吸生理・血液ガス等の確立した知識に基づいて作成しています。
・ガイドライン等は改訂されることがありますので、最新の情報は各学会・機関の公式サイトでご確認ください。
・症例問題に用いた年齢、検査値その他の数値はすべて本書のために作成したものであり、
実在の患者のものではありません。
・本書は医療行為の判断を示すものではありません。実際の診療は医師の判断と各施設の手順に従ってください。
・内容を用いたことによる試験結果について、作成者は責任を負いかねます。
・学習目的以外での複製・転載・再配布・第三者への譲渡はお断りいたします。
■ 形式
・PDF形式(A4・283ページ・約4.0MB)
・ご購入後、ダウンロードしていただけます
・パソコン・タブレット・スマートフォンでご覧いただけます
・ご自身の学習のための印刷は自由です
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