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ガンマ線透過写真撮影作業主任者免許試験の対策問題集です。
全350問、8章構成。すべての問題に解答と解説がついています。
■ 本試験と同じ形式で作りました
本試験は五肢択一式で、選択肢の記号は(1)〜(5)です。
本書もこれにそろえています。
形式は、公益財団法人安全衛生技術試験協会が公表している試験問題(正答つき)から
採りました。推定ではありません。
ただし本書の問題はすべて新しく作ったものであり、公表問題の転載ではありません。
■ この試験には科目ごとの足切りがあります
合格基準は「科目ごとの得点が40%以上、かつ合計が60%以上」です。
合計で60%を超えていても、
1科目でも40%未満があると不合格になります。
1科目10問ですから、どの科目も4問以上取らなければなりません。
得意な科目で稼いで苦手な科目を捨てる、という解き方ができない試験です。
■ 配点どおりに問題数を配分しました
本試験の配点は次のとおりです。
ガンマ線による透過写真の撮影の作業に関する知識 10問 30点
関係法令 10問 20点
ガンマ線照射装置に関する知識 10問 25点
ガンマ線の生体に与える影響に関する知識 10問 25点
本書はこの比率をそのまま問題数にしました。
撮影の作業 100問(第1章・第2章)
関係法令 70問(第3章・第4章)
ガンマ線照射装置 90問(第5章・第6章)
生体に与える影響 90問(第7章・第8章)
配点の大きい科目ほど多く解くことになり、
同時にどの科目も一定量を必ず解くことになるので、足切りの対策になります。
■ この試験の核心は「電源で止められない」ことです
エックス線装置は電源を切ればエックス線の発生が止まります。
しかしガンマ線照射装置の線源は放射性同位元素であり、
使用中も、収納中も、保管中も、運搬中も、放射線を出し続けています。
このことから、この試験に固有の論点が生まれます。
線源容器による遮蔽と、その遮蔽能力の定期自主検査(6月以内ごと)
放射線源送出し装置(操作器・操作管・伝送管)による遠隔での取出し
伝送管の移動は、線源を確実に収納しシャッターを閉鎖した後に行うこと
線源の収納を、思い込みではなく測定で確認すること
線源が収納できなくなった場合の対応
受入れから廃棄までの線源の所在管理
本書は第5章・第6章の90問を、このガンマ線照射装置の取扱いにあてました。
■ 関係法令は条文を根拠にしています
出典は電離放射線障害防止規則、労働安全衛生法、同施行令、同規則です。
e-Gov法令検索から2026年10月2日に取得したものを用いています。
ガンマ線に固有の条文を重点的に扱っています。
第18条の3 放射線源の取出し(放射線源送出し装置を用いること)
第18条の4 伝送管の移動(線源を確実に収納した後に行うこと)
第18条の5 定期自主検査(1月以内ごと)
第18条の6 線源容器の遮蔽能力の検査(6月以内ごと)
第18条の7 記録(3年間保存)
第18条の8 点検(初めて使用するとき、改造・修理したとき、線源を交換したとき)
第52条の3 ガンマ線透過写真撮影作業主任者の職務
解説には根拠条文を書いています。
■ まちがえやすいところを、解説で名指ししています
・定期自主検査は1月以内ごと。ただし線源容器の遮蔽能力は6月以内ごと
・定期自主検査の記録は3年保存。作業環境測定は5年、個人の線量は30年
・放射線源送出し装置は「操作器・操作管・伝送管」。線源容器は含まれない
・操作管はワイヤレリーズを、伝送管は放射線源を誘導する(別のもの)
・ガンマ線透過写真撮影作業主任者免許は、第二種放射線取扱主任者免状でも受けられる
(エックス線作業主任者免許は第一種のみ)
・作業主任者は「事業場ごと」ではなく「管理区域ごと」に選任する
・自動警報装置によらなくてよいのは「400ギガベクレル未満」
(エックス線装置は「管電圧150キロボルト以下」)
・作業環境測定を6月以内ごとにできるのは「3.7ギガベクレル以下」の場合
・被ばく限度は「5年間100mSv かつ 1年間50mSv」の両方を満たす必要がある
・確率的影響は「がんと遺伝的影響」の2つだけ。白内障は確定的影響
・赤血球は寿命が長いため、被ばく後に減少が現れるのは最も遅い
解説の中で「⚠️」として示しています。
■ 収録している章
第1章 撮影の作業① 放射線の量と単位・測定器 50問
ガンマ線の性質、吸収線量・カーマ・等価線量・実効線量、放射能と半減期、
気体の電離を利用する検出器とガス増幅、各種線量計の原理、
減弱と半価層、距離の逆二乗則、線量の計算。
第2章 撮影の作業② 撮影技術と被ばく低減 50問
透過度計、コントラストと半影、増感紙、散乱線対策、露出時間の計算、
立入禁止区域、作業の段取り、線源の収納確認、事故時の対応。
第3章 関係法令① 線源の取扱いと管理区域 35問
放射線源の取出し、伝送管の移動、定期自主検査と点検、記録、
管理区域、線量限度、緊急作業、線量の測定と記録、放射線装置室、警報装置。
第4章 関係法令② 作業主任者・健康診断・測定・教育 35問
作業主任者の選任と職務、免許と欠格事由、健康診断の項目と頻度、
作業環境測定、特別の教育、記録の保存期間、届出。
第5章 ガンマ線照射装置① 線源と装置の構造 45問
線源の核種(イリジウム192・コバルト60・セレン75)と半減期、
線源容器と遮蔽材、シャッター、放射線源送出し装置(操作器・操作管・伝送管)、
ワイヤレリーズとホルダー、コリメータ、可搬型装置の特徴。
第6章 ガンマ線照射装置② 取扱いと点検・事故対応 45問
作業前の確認、立入禁止区域の設定、線源の繰出しと収納、収納の確認方法、
ワイヤ破断と線源の取残し、線源が収納できない場合の対応、紛失時の対応、
定期自主検査と補修、保管と運搬、現場での他業者との調整。
第7章 生体に与える影響① 細胞・組織への影響 45問
直接作用と間接作用、希釈効果、酸素効果、ベルゴニー・トリボンドーの法則、
DNA損傷と修復、線量率効果、確定的影響と確率的影響、急性放射線症候群、
血球の減少の順序、局所被ばく、放射線加重係数と組織加重係数。
第8章 生体に与える影響② 確定的影響・確率的影響・防護 45問
放射線防護の3原則、行為の正当化と防護の最適化、線量限度の位置づけ、
集団線量、不均等被ばく、健康管理、記録の保存、緊急時の対応、
作業主任者の役割。
■ こんな方に
・ガンマ線透過写真撮影作業主任者免許試験を受ける方
・エックス線作業主任者免許をすでにお持ちで、ガンマ線も取得したい方
・非破壊検査の現場で、線源の取扱いを体系的に整理したい方
・計算問題で手が止まる方
・4科目のうち苦手な科目があり、足切りが心配な方
■ この試験について
ガンマ線透過写真撮影作業主任者免許試験は、労働安全衛生法に基づく国家資格の試験です。
受験資格に制限はなく、誰でも受験できます。
全国の安全衛生技術センターで実施されています。
試験は学科のみで、全40問・4時間です(科目免除がある場合は3時間)。
⚠️ エックス線作業主任者免許では、ガンマ線透過写真撮影作業主任者になれません。
別の免許です。
■ ご注意
・本資料は個人が作成したオリジナルの学習補助教材であり、
公益財団法人安全衛生技術試験協会その他試験の実施機関が公表する公式資料ではありません。
・本書は過去問集ではありません。公表されている試験問題の出題形式を参考にしていますが、
問題の内容はすべて本書のために新たに作成したものであり、公表問題の転載ではありません。
・法令は労働安全衛生法、労働安全衛生法施行令、労働安全衛生規則及び
電離放射線障害防止規則に基づいており、
e-Gov法令検索から2026年10月2日に取得したものを用いています。
・改正により変更される場合がありますので、最新の情報は各府省庁の公式サイトでご確認ください。
・計算問題に用いた数値はすべて本書のために作成したものであり、実在のデータではありません。
・内容を用いたことによる試験結果について、作成者は責任を負いかねます。
・学習目的以外での複製・転載・再配布・第三者への譲渡はお断りいたします。
■ 形式
・PDF形式(A4・176ページ・約2.4MB)
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